株式会社設立の必要書類について②

東京都豊島区池袋のアローウィン司法書士行政書士事務所の矢代です。

 

株式会社設立の最初の必要書類が定款ですが、定款には絶対的記載事項というものが５つあります。

　具体的には、

①商号

②目的

③本店の所在地

④設立に際して出資される財産の価額又はその最低額

⑤発起人の氏名又は名称及び住所

です。

 

今回は、特に②の目的について書きます。

　会社の目的には、公序良俗に反する目的はもちろんのこと、他の士業の独占業務となっているものやあいまい不明確な目的を記載することはできません。

　どこからどこまでがあいまい不明確なのかという点ですが、会社目的ドットコムなどで検索をすることで、過去に登記された会社の目的を検索することができるので、ここから選んでいくことが無難と言えるでしょう。

　また、会社設立後に許認可を申請する場合には、会社の目的に許認可に関する目的が記載されているかどうかが許認可の要件となっている場合もあります。

　そして、目的を後から追加したり変更したりする場合には、さらに登録免許税が３万円かかってしまうので、最初の定款でしっかりと目的を定めておく必要がありますね。

 

当事務所では、定款作成を含めてすべての費用を込みで２７万円で株式会社設立を受任しております。是非、お問い合わせください。

 

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